新陳代謝を活性化

高麗人参の食べ方

日本では高麗人参を調理して食べるということはなく、サプリメントなどで飲みやすくし服用されることの方が一般的かもしれませんが、
本場では参鶏湯などで美味しく調理をされているようです。

日本でも韓国の料理などは好まれるようになっているので、知らずとも口にしている方は多くいるのではないでしょうか。
高麗人参には1・2年ものの若年根と4から6年経った成熟参があり、若年根と成熟参とでは調理の仕方が少し異なり、
若年根は天ぷらや参鶏湯などのそのまま食べるような調理の仕方であり、成熟参はお酒や蜂蜜漬けなどにします。

参鶏湯は鶏の身体の中に高麗人参や、松の実・くるみ・もち米・ニンニクなどを詰め込み薬膳料理としてとても人気があります。
日本の丑の日にウナギを食べ疲労回復をさせるように、韓国では参鶏湯を健康のために夏の身体がバテてきている時に食べる熱いスープ料理のようです。

人参天ぷらというものはあまり耳にしたことがないのではないでしょうか。
しかし、長野県や福島県では旅館などでよく出てくる料理なようで、日本でも食することができるようであり、
甘くもっちりとした食感を楽しむことができるようです。

高麗人参酒は自宅でも作ることができ、高麗人参は綺麗に洗い流した後細かい部分が折れてしまわないように優しく瓶の中に入れましょう。
生姜やミカンの果皮やニッキの皮などを入れ、3か月ほどで黄色くなってアルコールが飛ぶまで待ちます。
そこからあまり何ヶ月もおいてしまうと、高麗人参独特の苦みが出てきてしまい飲むことができなくなってしまうので、
もし苦みが出てきて飲めないと感じた場合は自分の好みに合わせて蜂蜜などを入れてみましょう。

蜂蜜漬けは水やお湯で割り、お好みでレモンなどを絞るととても美味しく召し上がることができますし、
美味しく飲むことができて高麗人参に含まれている人参サポニンやビタミンなども摂取することができるのでとても身体の良いものですね。
高麗人参は難しく自宅でも調理することができないというわけではありません。