高麗人参とにんじんの違い

新陳代謝を活性化

高麗人参とにんじんの違い

スーパーなどで売られているにんじんを乾燥させたりすると高麗人参になるのではないのかと考えられている方もいるようなのですが、
元々の植物が違いますので高麗人参と同じ効果を期待できることはまずありません。

高麗人参はセリ目のウコギ科に対し、一般的に食事に出されるにんじんはセリ目のセリ科なのでこの段階で違う植物なので、
成分が似たようなものになることは無いのです。

高麗人参は漢方の一つとして有名なので、様々な効能があることは知られていますが
にんじんにも様々な栄養素が含まれていますので、積極的に摂取することをお勧めします。

まずベータカロチンを多く含んでいるので、にんじんを2分の1食すことによって一日に必要とされる量のビタミンAを補うことが可能なのです。
他にも食物繊維・鉄分・カルシウムなども豊富に含んでいますので、是非摂取するようにしましょう。

高麗人参には、代表的なものでサポニンが含まれており免疫力を高めることができるので、病気の予防などにとても良い働きをしてくれます。
また、虚弱体質の改善や女性にとって悩みである冷え性・美肌対策などにも効果が期待される働きがあるのですが、
このように成分の効能などを比べてみると全く違うものだと分かります。

人参という言葉や、形などでつい似たような効能をもつものなのか、にんじんを加工することによって高麗人参へと変化するのかと思われがちですが、
やはりにんじんには豊富な栄養は含まれてはいますが高麗人参のような病気に対しての予防をしてくれる効能などを期待することは難しいでしょう。

そして、にんじんは私たちからするととても身近な食材であり、様々な料理に使用できる万能な食材の一つですが、
それに対して高麗人参は料理のレパートリーがどうしても少なくなってしまいますから、ここがやはり漢方なのだなと思える部分なのかもしれませんね。

本場では様々な料理に使用されているかもしれませんが、
日本では参鶏湯や天ぷら・すりおろして使用する他は、お酒や蜂蜜漬けぐらいしかありません。